Monday, January 28, 2008

merci a l'Etat

・・・とちょっとかっこつけつつ恥じらいつつフラ語で書いてみる。最近フラ語を勉強してたから使ってみたいの♪

いろいろ旅の準備で調べたりしていると、「国って実はわたしたちのことをすごく守ってくれてるんだなー」ということを実感する。

税金納めてるんだから国が国民を守るのは当たり前、とか、国民の「ために」やってるわけじゃないかもよ、っていう意見も、政府が動かないせいで在外邦人が亡くなった、っていう反論も、もしかしたらもっともなのかもしれないけど、本当に政府がdoesn't careで何もしていなかったらthings would've been far worseだったんじゃないかなあ、って思う。

外務省とか厚生労働省とかのサイトを見ていると、本当に事細かに海外に行った時や行くに際して気をつけるべきことやすべきこととかが書いてある。在ケニアの大使館のページに行ってみても、暴動を受けていろんな安全情報をありとあらゆる手段で在ケニア邦人に流していることがわかった。ラジオとか、メールとか、ウェブサイトとか。

先日AFSのリターニーで外務省の元大使の方のお話を聞く機会があったのだけど、任地での緊急事態に際して在外邦人を退避させるか否かの判断がすごく難しかったとおっしゃっていた。人の、しかも何百人何千人の命に関わる決断を、自分がしなきゃいけないなんて・・・想像を絶する重責だよね。でも実際わたしたちにとって、海外でほんとに頼れるところなんて、大使館しかないもんね。

きっとわたしたちの知らないところでわたしたちの安全を守るために必死になってくれている人たちがいるからこそ、わたしたちはのん気に生きていけるんだろうな、とここでも気づかされた。

日本で暮らしていると、メディアの煽動と相俟って政府の悪いところばっかり見えちゃったりするけど、ちょっと日本の外に目を向けて日本人が世界のほとんどの国に自由に行けて、しかもそこではちゃんと守られてるんだということを改めて考えてみると、これって当たり前のことじゃないんだよね、すごくありがたいことなんだよね、と思う。

いつもと違うことをするといつもは当たり前と思ってることに感謝できるようになる、、これも旅という非日常のひとつの醍醐味だよね。

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