Sunday, March 30, 2008

たいせつ

こんなに楽しかった飲み会、今までにあっただろうか。

っていうぐらい、3年飲みと兼ねて開いてもらった今日のわたしの送別会は、笑いまくったしはしゃぎまくった。

みんな本当にありがとう。

彼らと接していて感じるのは、ものすごく大きな、優しさ。
どんなにはしゃいでいたり冗談を言い合ったり厳しいことを言ったり毒を吐いたりしていても、その奥底には揺るぎない優しさがある。
いつもどんなときでもお互いへの思いやりがあって、人間の温もりみたいなものが溢れてる。

きっとそれは、お互いを認め合ってるからなのかな、と思う。違いはあっても、受け入れること、って、もしかしたらこういうことなのかもしれない。違うものを受け入れるって、すごく難しいことだけど、ここではそれができている人たちがいるんだよね。
日ごろの自分を反省するとともに、とても大切なものを学んでいます。頭がよかったり仕事ができるだけじゃ決して満たすことができないもの。それがここにはある。それをわたしももっともっと磨いていかなきゃいけない。


ところで、今日初めて、自分が本当に旅立つんだという実感が急に胸に迫ってきた。ほんとにいなくなるんだよね、わたし。

1年って長いよね。置き去りにされてしまうことへの寂しさや恐怖感みたいなものはやっぱり、ある。

何かを得るためには別の何かを犠牲にしなきゃいけない、それは高校留学の時に学んだことだし、ひとつのものごとも視点を変えればよくも悪くもなる、と、そう言われてしまえばそれまでなんだけど。

別にね、だから行きたくないとか、そういうわけじゃないの。行くのが楽しみなことには変わりがないの。
これは決して、「旅に出ることで得られるもの」と「日本を離れることで失うもの」をはかりにかけて考えることの問題ではなくて。
欲張りなわたしのわがままな独り言、っていう、ただそれだけなんだけど。

でもなんでこういう風に感じるかって言ったら、いま、ここ、に、大切なものがたくさんたくさんあるからなんだとおもう。
気づかない間にわたしは、両手で抱えきれないほど、背中に背負いきれないほどの、「たいせつ」を積み上げてきた。そう、それはときに身動きを不自由にするほどの「たいせつ」――。

正直なところ1年の重みなんて帰ってきてみないとわからないと思う。もしかしたら何も変わらないかもしれない。でももしかしたら・・・。
だから今はわざと何も考えないようにしてます。すべては帰ってきてから考えよう。そうじゃなきゃ、いまこの一歩を踏み出せなくなるから。


それにしても、今日は本当に楽しかった。タンバリン叩きすぎて、左手があざだらけな上に、指輪が歪んでしまった。。。もう抜けない。。。。

Thursday, March 27, 2008

おどろきもものき

旅に関連して、いろいろな人と連絡を取っている今日この頃。
今日はそんな中で驚いたことふたつ。


●●その1●●

アメリカ留学時代のhost sisterのErinが、5月に結婚するそうな!!!!

Erinはわたしの1コ下だからいま21歳のはず。
日本じゃわたしの周りの同年代で結婚している人なんてほとんどいないけど、わたしの留学していた地域は結構みんな結婚が早いのです。
当時同じ高校に通っていた人で結婚した/するのはわたしが知っている限りでもこれで7人目かな? 高校時代にもう結婚して子供もいた人もいたな。たぶん実際はもっと多いんだろうと思います。

とにかくとにかく、Erinが結婚なんておめでたい☆☆ 
里帰りしたら馴れ初めや決意の動機などなど根掘り葉掘り聞いてみようと思います。うしし。

そう、それでね、HFは旅に出て真っ先に再訪するのですが、そして5月にはヨーロッパ周遊中の予定なのですが、またヨーロッパからアメリカに一旦戻ろうかどうか迷っています。
だって一生に一度(most likely)の晴れ舞台、しかも曲りなりにもsisterの結婚だもの、万難を排しても行きたいじゃない!!? 
まあ、結論から言うと飛行機代次第なのだけど。悩みます。


●●その2●●

今度はPapua New Gueneaの友達のおはなし。

2006年9月に参加したSingaporeの世銀総会で出会った彼。ユース活動をものすごく活発にやっていて、今はPNGの世銀で働いているというとっても優秀な彼。
ときどき近況報告をし合っているのだけど、彼は5月から奨学金をもらってAustraliaでmastersに行くとのこと。さすが!と感心しつつ、わたしからも旅とTogoでのインターンの話をした後は、しばらく返信が途絶えていました。すると今日メッセージが来ていて、、

「AIESECのプログラムに申し込んだよ」

と!! え、え、大学院行くんじゃなかったの? 奨学金は?? と、それはもうびっくり。まあ、まだ本決まりではないらしいけど。いろいろと考え中だそうです。

Wednesday, March 26, 2008

ITINERARY FIXED!!!!

今日再びJTBトラベルデザイナー新宿に赴き、とうとう! チケットの正式な予約をしてきました。28日に発券だって♪

世界一周航空券は、発券後はルート変更はできないので、以下の通りに確定です。日にちは後から変えられるらしいからtentativeだけど。

4/12-4/19 ペンシルベニア (留学時代のHF訪問)
4/19-4/24 ニューヨーク
4/25-4/28 ブラジリア (留学中の友達訪問)
4/29-6/27 マドリッドin/アテネoutでヨーロッパ陸路周遊
6/27-7/10 ヨルダン、行けたらシリア
7/10-7/20 エジプト
7/20-7/24 ロンドン
7/24-1/08 アクラ(ガーナ)経由でトーゴ
1/10-1/20 インド
1/20-2/10 バンコクin/outで東南アジア陸路周遊

なんかね、JTBで担当をしてくれている人が、最初はクールでbusinesslikeな感じの人だったんだけど、だんだん話をするにつれて打ち解けていって、今ではすごくfriendlyな感じで楽しく会話できるようになったのがとっても嬉しい♪ 帰ってきたらぜひ報告に行きたいと思うくらいです。

Monday, March 17, 2008

チケット予約

予告通り、JTBトラベルデザイナー新宿に行ってきました。親切に相談にのってくれました☆

結局、ワンワールド世界一周航空券にすることになりそう。
ひとりではなかなか組めなかったルートも、なんとかうまく組めそうです。
今日は仮予約みたいなかんじで全体のざっくりした旅程を作って、次回は修正とかも併せて本決まりのルートを組んで、発券手続きまでするかんじな流れです。

ワンワールドはウェブ上で自分でも旅程が組めるItinerary Plannerというのがあるんだけど、やっぱりいちいちフライトを調べたりするのがすごくわかりにくくてやりにくくて煩雑で、その点プロにお願いするとしっかりと調べてくれるしでとても頼もしい。そして楽ちん♪ 
Togoへの行き方も、どのエアラインが就航してるのかとかネットで調べてもまったく謎だったんだけど、ばっちり調べて値段まで出してくれました。お隣のガーナまでワンワールドので行って、そこからトーゴのロメ空港へは別途チケットを買うことにしました。正規料金でも片道15000円くらいなの。燃料サーチャージとか入れるともうちょっと高くなってしまうと思うけど、まあこれぐらいなら、ね。

これでアライアンスも決まったので、JAL/VISAカードを作りにいけます◎
やることいっぱいだ~~

あわあわ

例のごとく、出発前になるとにわかに忙しくなってくるものです。
そして、TogoからOKが来てから安心してちょっと気が緩んでしまっていた気がする・・・
ということに今日気づき、反省していろいろとネットでひたすら調べてみた。

◆トーゴのこと

とにかく情報がない!! フランス語圏であること、日本に大使館がないこと、などなどが要因と思われる。こんなに日本に(感覚的に)遠い国というのは初めてかも。そこがおもしろさでもあると思うけど。いろいろと知りたいことがあるのになかなか知ることができないのは、結構不便でもある。でも逆に言えば、ネットで調べれば何でもわかるのが当たり前になっている世の中って、やっぱりすごいのよね。

◆お金のこと

電話で問い合わせてみたら、私が持っているクレジットカードでは海外でキャッシングができないということが判明。明日国際キャッシングカードみたいなものを作りに行ってきます。PLUSとCIRRUSと、やっぱり両方作った方がいいのかなあ。ドルとユーロのTCを大量に持っていけばなんとかなる気もしなくもない・・でもトルコではTCほとんど使えなかったしな、でもクレジットカードが使えればなんとかなるかな、うーん。海外でお金がなくなることほど怖いことはないよね。セーフティーネットは何重にもはっておくべきなのはわかってるんだけど。

あと、今はMasterしかもっていないクレジットカードも、世界一周航空券でどのアライアンスを使うかが決まったらVISAを作りに行きます。これは最短1週間ぐらいで作れるらしいのでまだなんとかなるだろう。

つまり、作らなきゃいけないのは
・国際キャッシュカード
・VISAカード
・TC(米ドル&ユーロ) 今ドル安いからお得だな♪

◆チケットのこと

明日取りに行きます!! 新宿のJTBトラベルデザイナーなるところに行く予定。ちょっとまだルートのことでいろいろ悩んでいて(どういうルートで行けば荷物が一番少なくなるか、とか。でもインドには1-2月がいいしな、とか)、明日“プロ”たちに相談して決めようと思います。

◆保険のこと

クレジットカード付帯のものだけじゃ危ないのか・・? でもお金ないしなあ。こういうのって基本的には安心料だけど、実際に何か起こってしまったら困るもんなあ。うむむ。

◆その他必要なもの/ことたち

・メガネ(スペア)
・靴
・バックパックの鍵
・紙石鹸
・十徳ナイフ
・コンタクト1年分
・髄膜炎予防接種予約
・Togoビザについて確認

以上、備忘録的にメモメモφ(..)

ていうか、ほんとににわかに忙しい。ボランティアの仕事と送別会と、個人的に1年離れる前に会っておこう的な会などなどで、もう3月はまる1日空いている日がなくなってしまった。でもいろんな人が別れを惜しんでくれるのは本当にありがたいし嬉しいことだよね♪ 唯一の心配は懐具合だ。。。

Monday, March 10, 2008

TOGO TO GO

Kenyaがダメになったと言っていたAIESECの研修のその後ですが、、

Togoに決まりました!!

昨日、研修先からのAcceptance Noteが届き、研修生と研修先双方のANの交換が完了=matching成立しました♪ (AIESECは専門用語がほんと多い・・)

Kenyaに行けないとなった後は、matching可能性はかなり低いということだったんだけど、その僅かな可能性に賭けてみてほんとよかった。
と言ってもわたし自身の功績はその決断ぐらいにしかなくて。AIESECのみなさんが試験勉強の時間も削ってそれこそ東奔西走してくれたからこそ、このmatchingは実現したのです。彼らの対応のすばらしさには本当に感動。本当にありがとうございました。

さて、トーゴ。
決まったはいいものの、本当に大変なのはこれからという感じもややあります。

まず、驚いたことには、日本にトーゴ大使館もないし、トーゴに日本大使館もありません(@_@;)
しかしビザの問い合わせをせねばならないので、
①日本兼轄の在中国&イギリス兼轄の在フランスのトーゴ大使館に電話 → フランス語しか通じないorz
②日本でトーゴビザの代理発行をしているというフランス大使館に電話 → ひたすら誰も出ないorz
③英語が通じる在アメリカのトーゴ大使館に電話 → 留守電orz
ということでso far公的機関からは何の情報も得られていません。。。。。。
でもおそらく日本でとっていかなくても、フランスやトーゴのロメ空港でとれると思われる。行く前に確認しないと。

こんなかんじのトーゴ、いうまでもなくフランス語圏です。
インターン先のNGOのトップ2人は英語も話せるらしいけど、他の人はみんな仏語しか話せないらしい。ということで、来るまでにフランス語を勉強してこい!と言われてしまいました。仏語習得の絶好のチャンス到来だわ!!!と思い威勢よくOKと言ってしまいましたが、ちゃんと仕事できるレベルになるってなかなか大変よね。でも現地で仏語クラスもarrangeしてくれるそうです。本当に素晴らしいチャンスだとは思うので、ちゃんと勉強しないとね。

そうそう、それで肝心の研修先は、JADIっていうNGOです。全貌はわたしもよくわかってないのだけど、32 NGOsのネットワークらしく、活動テーマはHIV/AIDSがメインらしいです。英語クラスを作ったり会議を運営したりもするらしい。

しかもすごいのは、トーゴ側のAIESECの担当者が、なんとなんと!! YDP Togoのpresidentだということが判明!! TogoでもYDPにはお世話になりそうです。

・・・といろいろ盛りだくさん、どきどきわくわくなトーゴです。
これでようやくチケットも手配できます。
でもその前に、離日前最後の祖父訪問in山形に今日から行ってきまーす☆彡

Saturday, March 08, 2008

旅の仲間

旅に本は欠かせない。というよりは、1年も本を読まないなんてありえない。という理由で、今度の旅には何冊か本を道連れにしようと思います。

今年の夏に行ったイスラエルでは小説に飢えていたし、トルコでは本は邪魔なだけだったけど、懲りずに今日吉祥寺のBook Offでお勉強系の本を大量買い。
お店にあるものの中で、「そうそう、これ前から読もうと思ってたのよね」的なものを大量にカゴに放り込み、懐具合と相談して厳選しました。
全13冊、総額5000円也。旅の物理的制約を考えて、ぜんぶ文庫本。

他に、前に買っておいた本も何冊か持っていきたい。持っていきたい、というよりは、帰ってきて専門に入る前に読んでおきたい、という方が正確だけど。全部バックパックに入るかしら。。。
よく考えれば、そういうお勉強系の本以外にも、ガイドブックや、訪ねる土地の背景知識を入れるための本や、インターンに必要な本や、フランス語の本も持っていかなきゃいけないんだった。

・・・無理(*_*)
でも今日買った本たちはいつかは読まねばならない本たちばかりなので、買ったことは無駄にならないでしょう。。。。。

○●○●○●

古本屋のいいところは、運命を感じられるところ。
っていうとなんかロマンチックすぎるけど。そしてあまりにも運命論者ぽくなっちゃうけど。

でもとにかく、古本屋さんは、普通の本屋さんと違って、全ての本が揃っているわけじゃない。なければ注文、というわけにもいかない。

そこがいいのよね。

読みたい本を片っ端から挙げていったらキリがない、一方で、それに優先順位をつけるのも難しい、というとき、古本屋という環境が前もってあらかじめそこから選ぶべき本の数を絞ってくれている、というか。

さらに話を広げてしまうと、結局完全なる平等って無理だと思うのよね。ある人は「偶然」と呼び、ある人は「運命」と呼ぶ、本人にはどうしようもない外部要因によって、(大げさに言えば)人生というのはto some extent流されていく、べき、ものだと思うのです。
だって「すべて」を網羅するにはこの世はあまりにも広すぎるし、時間の流れはあまりにも速すぎる。

だから、ある程度「運」に身を任せるっていうのは、効率的な、というかなんというか、そんなかんじの生き方だと思うのよね。

これってちょっと「仮説思考」にも似た考え方かもしれないな、と思いつつ。

全体的に言葉足らずな説明だわね。まいいや。

Tuesday, March 04, 2008

黄熱病

の予防接種に行ってきました、今日。

《事前にしたこと》
東京検疫所に電話で予約。
・収入印紙8530円分(証明書代込)を郵便局で購入。
・当日体温を測っていく。(ちなみに今日のわたしの体温は36.4℃)

※黄熱病の予防接種を受けるときのポイント:
1. 黄熱病は生ワクチンなので接種後4週間は他の予防接種が受けられません。なのでたくさん打たなければいけないときは、黄熱病は最後にするのが鉄則。
2. 予防接種を受けたという証明書(イエローカード)がないと入れない国があります(主に南米とアフリカ)。なので受けたら証明書も一緒にもらいます。証明書は一般の病院ではもらえないぽいので、検疫所に行くのが一番いいと思います。なお、東京検疫所での接種は火曜日の14-15時しかやっていません。

さて、向かった先の東京検疫所には、14時ちょっとすぎぐらいに着いたのにその前にもうたくさん人が来ていました。ざっと30-40人くらい?? 着いてから知ったのだけど、受付は13:40ぐらいからだったみたいなので、待ちたくなければ早めに行った方がいいと思いました。

まず申込票と問診票に記入。その後お医者さんと一対一で、渡航先とか渡航目的のお話。フランクな感じの親切な先生で、他にもした方がいい予防接種などをいろいろと親切に教えてくれました。

ところで、黄熱病は「生ワクチン」というから、わたしはなんか黄色いゼリーみたいなぷるぷるなのを飲むのかと思っていたのですよ。でも残念なことに他と何ら変わりのないただの注射でした, except...

いたーーーーーーーーーーーい(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)(;O;)

これは今まで受けたどの注射よりも痛かった気がする。。。狂犬病も痛かったけど、それ以上だったなあ。生ワクチンだからか? 量が多いのか?? よくわからないけどとりあえず痛かった。ふぅ。

ところで、お医者さんから、髄膜炎と腸チフスの予防接種も受けた方がいいと言われてしまいました。これで最後だと思ってたのにー! しかも打つとしても今日から4週間は打てないし・・・打って出かけるには出発をさらに延期しなければならないので、ちょっと悩んでいます。でも明らかに打った方がいいよね。。打つとしたら出発は4月3-5日ぐらいになりそうです。

ちなみにちなみに、今日黄熱病の予防接種を受けに来ていた人の中に、ミス・ユニバース(だったっけ?)になった上智の知花くららさんがいました。お医者さんとの会話を小耳にはさんだかんじだと、ウガンダにODAの取材に行くらしい。髪がものすごくきれいでした☆☆☆