Friday, May 09, 2008

Bonjour de Geneve! (今日は日本語だよ)

なんか、本当にいろんな人が励ましとか心配とか具体的なアドバイスとかのコメントやメッセージやメールをくれて、胸がいっぱいです。本当に本当にありがとうございます。おかげさまで、元気です。

今Mずしさん(Kばさん風にw)のところにお邪魔してます。Mずしさんと海外で会うのはこれで2回目。相変わらず素敵な方です。今日はチーズフォンデュをごちそうになりました。久しぶりに食パンとりんご以外のもの食べた! おいしかったー!

◆スペイン後

さて、スペインを出た後ここジュネーブに着くまで、フランスのMarseilleとLyonを訪ねました。

Marseilleは、まあ、うーん。ってかんじ。港付近は魚市場もあったしそれなりにきれいで絵になるかんじではあったけど、なんか全体的にちょっと陰気なかんじがした。
ホテルはカナダ人だらけで、わたし今ほんとにフランスにいるのかな?と思うほど英語が飛び交っていました。今ちょうど大学が終わった時期なんだって。

で、Lyon。まあ予期していたといえばしていたのですが、とっても素敵でした。というのも、わたしにはこの地はちょっと特別な意味があって、
①遠藤周作が留学していた地
②『深い河』で美津子と大津が語り合った地
ということで、それを思うとただ眺める風景にも奥行きが出るというかなんというか。

でもそれ抜きにしても、Lyonは素敵な街だと思う。屋根の赤、壁の白、並木の緑、、と色がまずきれい(今まで行ったヨーロッパの町は結構どこもそうだけど、ここは特に統一感がある)なのと、煙突がいっぱいあってかわいい。それにソーヌ川とローヌ川が流れるwaterfrontだし。あとはなんというか、あんまり大きくないのがいい。最近ちょっと「都市疲れ」みたいのしてたので安らぐかんじがしました。

わたしがいちばん気に入ったのは、Fourviereです。丘になってるんだけど、小さな山といっていいんじゃないかと思うくらい結構高さがあって、登るのがものすごく大変だった!! 1時間ぐらい道に迷ったあげく、ようやく見つけた緑に囲まれた細い階段&坂道をひたすら上り続けることさらに30分・・・もう足が動かない・・・そう思いながらも少しずつ歩を進め・・・急に開ける視界、眼下に広がるLyonの街並!!! この感動ったらありません。登った疲れもふっとんじゃうぐらい、素敵な光景でした。というか逆に、そんなに苦労して登ったからこそ、感動もひとしおだった。

それからここで初めてユースホステルAuberge de Jeunesse du Vieux Lyonに泊まったんだけど、1泊16ユーロなのに立地が最高! Vieux Lyonの中の丘の中腹にあって、ここからもLyonの街を一望できるという、なんとも贅沢な眺め。

というわけで個人的な思い入れのせいもあってかなくてか、Lyonはすごく満足度の高い街でした。Lyonを去る今朝はすごく名残惜しかった。

◆旅について

ようやく旅慣れてきた感があるかな、ってかんじがしてます。
食料を地元のスーパーで調達して持ち運ぶようになったり、旅人の会話の仕方(なんていうか表現しづらいんだけど)を身につけたり。新しい場所に行ったら何をするかとかもなんとなく習慣づいてきて、要するに旅という非日常がだんだんと日常化しつつある。まあ傍から見ればそんなわたしの中の小さな変化なんてお構いなしで、一観光客であることは変わらないのだけどね、残念ながら。

でもおそらくその「非日常の日常化」と関連して、「旅」とは何か、っていうのを最近よく考えます。でもこれはまだあんまりうまくまとまってないし眠くなってきたからまた今度。

◆これから

スイスはここジュネーブだけでさらっと再びフランスに抜ける予定だったのですが、のんちゃんにもMずしさんにも勧められたのでベルンまで足をのばそうかちょっと悩んでいます。
なんか都会はちょっと疲れちゃった感があるので、田舎とか古い町並みが残るとことかに行きたいんだよね。日数と相談しつつ考えたいと思います。

1 comment:

  1. れな~!
    スイスの最も都会的な部分はチューリッヒとジュネーブにあると私は思うよ。
    ベルンは旧市街が世界遺産に指定されているのでリフォームのみで外観は昔のままだし。。。
    とにかく今の時期のベルンは最高です。
    日数に余裕があるのなら町並み見ないでスイスを離れるなんてしないで!w

    ReplyDelete