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Tuesday, July 01, 2008

暇を持て余す

っていうのはほんとにこういうことですねー。
今日の夜行でシリアを出てアンマンに戻るつもりなのですが、今とにかく暇で暇で仕方ありません。
ネットカフェで余った時間とシリアンポンドを使い果たすという廃人的目論見。

だってー、ハマはもう全部見尽くしたし、ちょっと遠出できるほどはお金ないし、ホテルにある本全部読んじゃったし、持ってたフラ語の本もおとといぐらいに終わっちゃったし、チェックアウトしちゃったから寝るベッドもないし、とにかく暇なんだもーん。外でぼーっとするのには暑すぎるし。。

しかもなぜかここのネットカフェ、ブログ本体が見られないんだよね。編集画面は大丈夫なんだけど。だからたまりにたまったコメントを返すこともできず、、、。

ちなみに「ヨルダン」っていう記事に礼奈の前にコメントくれたのはどなたですか? わたしが知ってるヨルダン経験者は2人しかいなくて、たぶんHさんかなーと思ってるんですが果たしてそうでしょうか?


ところでホテルにあった『路上の夢 新宿ホームレス物語』っていう本を読んだんですが、なんかすごく新宿が懐かしくなってしまいました。やっぱり日本のかけらを感じると日本が恋しくなります。

でも、日本に帰りたいと本気で思ったことは、まだ、ない。

そんな思いが一瞬だけ頭の中をかすめたのは今までで2回だけあります。盗難にあった時と、病気になった時。でもその時もすぐ「ここで負けてどうするんだ! なんのために一人旅に出てきたの?」って思い直したけど。そう思うとそれまでの500倍ぐらい勇気と元気が湧いてきます。

自分でもすごく不思議なのだけど、去年3週間のイスラエル滞在の後に10日間だけトルコを一人でまわってた時は帰りたくて帰りたくて仕方なかった。トルコにいる間中、すごく孤独で寂しかった。
今回はその何倍もの時間をずっと一人で過ごしているのに、孤独に押しつぶされそうになるとかそういったことはまったくない。
理由をずっと考え続けているんだけど、自分でもよくわかりません。

でも、ひとつには今回の方がいろんなひととの出会いを大切にしてるっていうのがあるかもしれない。
現地の人々、宿の部屋で一緒になった人々、、いろんな人といろんな会話を交わします。だから、ひとりだけど、ひとりじゃない。
友達がいないなら、友達を作ればいい。それは今回ひとつ学んだことでもある気がします。

とはいえ、なんで去年あんなにホームシックになったのかの理由にはこれだけでは不十分そうだけど。それは今後も考えていくということで。



最近ずっと思ってるのは、自分で何とかしようと思えばどんなことだって何とかなるんだ、ってこと。
あらゆる意味で「枠」を超える、というか。世の中って、普段なんとなく見えているほどいろんなことが「決まって」いるわけじゃないんだなー。って。むしろもっともっと混沌としていて、隙間だらけで、いろんなものが交錯していて、「このボタンを押せばこれが出てきます」みたいな、そんな世界じゃないな、って。もちろんそのボタンを押しても目的のものは出てくるかもしれないけど、そのボタンを見つけられないことは目的のものを手に入れられないことと同義ではない。

って書くとなんか不正ルートで何かをするみたいに聞こえるかもしれないけど全然そういう意味ではなくて。
決まりごと(法律だったりルールだったり秩序だったり、文化や暗黙の了解的なものだったり常識だったり「普通」だったり)なんて、結局は人間が作り出したもの。そして人間が作り出したもので絶対なものなんてない。

そして世界はそんな決まりごとで区切られて整理されているように見えるけど全然そんなことなくて。もっと世界はつながっていて、自分で思うように、好きなように、どうにでも、そのつながりをたどって新しいなにかを作り出していくことができる。


相変わらず漠然としてわかりにくい文章でごめんなさい。
では外がちょっとは涼しくなっていることを期待しつつネットカフェを出ることにします。

Friday, June 27, 2008

暑い。。。。。

今、シリアのハマというところにいます。ビザンツ帝国時代からあって今でも現役で動いている水車で有名なところらしいです。

シリア、本当におもしろい。ヨーロッパで感じていた“たかが知れてる感”みたいなものを、まだ一度も感じていません。毎日毎日感動と驚きの連続です。ちょーえきさいてぃんぐ。
エキサイティングすぎて何から書いていいのか全然整理できていないのだけど、とりあえず思いつくままに書いてみます。いつもネットカフェから書いているので、あんまりじっくり書く暇がなくて例によって殴り書きですがごめんなさい。

◆カオス
わたしがこよなく愛する、“アラブ的カオス”。ダマスカスの旧市街は、まさにそれ!!!!ってかんじで、スーク(市場)をただひたすら彷徨い歩いているだけで本当にわくわくするの。なんていうか、きれいに整理されていないところがいいんだよね。なにかが隠れているかんじと、人間の温度が直に感じられる気がして。ダマスカス、素敵すぎます。サウロが失明(?)したところでもあるし、小さい頃から習ってきた世界が現実としてここにあるんだと思うとほんとそれだけで感動するよね。ああすばらしい。

◆砂漠
日本にもヨーロッパにもない、なーーーーーーんにもない砂漠。大好きです。
あのなにもなさ。去年のイスラエルで初めてこの「なにもなさ」に出会って、いまだかつてないほどの衝撃を受けた。もちろんものすごく主観的ではあるんだけど、あそこほど神の存在を感じた場所は他にありません。正確には、神の存在を必要としている場所というか。神聖だとか霊的だとかそういうのでは全然なくって、むしろそういうのを感じさせるものが本当になんにもなくて、そのなにもなさがあまりにも壮絶すぎて、ああ、これは神が必要なんだな、って、なんかすごく納得してしまった。神がいる/いないとかいう次元ではない、というか。。全然うまく言えてないですね、ごめんなさい。
ところでわたしが神を感じる場所っていうのにはある傾向があって。教会だとかそういうところではまったく神聖さとかを感じなくて、むしろ人間の欲みたいなものを感じてしまう。バチカンのサン・ピエトロ大聖堂とかはまさにそんなかんじでした。あの床と高い天井との間にこもる音のかんじは好きだけど、それはまた別の話。で、どんなところで神を感じるかというと、やっぱり自然なんだよね。この中東の砂漠に限らず、ヨーロッパでも、日本でもそうだった。人間が造り得ないもの、人間を超越したものという意味で、神っていうのはやっぱり人間と自然との関係の中で生まれるものなんじゃないかなーという思いを最近強くしています。
ちなみにパルミラでは周りに誰もいなかったから、遺跡を舞台に、砂漠とオアシスを観客に、ジャイアンさながらの一人リサイタルをしました。気持ちよかった♪

◆ユーフラテス河
のほとりのデリゾールっていう町にも行きました。ユーフラテス河は、ものすごく大きくて、ゆったりと流れていて、本当に包み込むような河でした。夕暮れ時に見に行ったのだけど、すごくきれいだった。そしてなぜか東南アジアを思い出した。

◆異文化
・・・と、こんな風に毎日毎日感動しっぱなしでいられるのも、やっぱりここが異文化で新鮮だからなんだろうなーと思うわけです。で、異文化にいればどきどきわくわくもいっぱいだけど戸惑うことも結構あるわけで。。
観光客という短期かつ表面的な経験しかないままに文化とか語るのは非常に危険であることは十分わかった上で、でもやっぱりこの今しか感じられない新鮮な驚きや戸惑いとそれをめぐる思考を残しておきたい気もするのであえて書きます。

人間関係のあり方がよくわからない。なんていうか、、女性が男性と同じように働いていたり対等に話しているようにも見えるけど、ヨルダンやシリアでは「家の恥」のために家族によって殺される女の人がいっぱいいるっていう話も聞くし(というか前に『生きながら火に焼かれて』って本読んだりした)。。別に旅行者としてここにいて男性より下に見られてるとかそういうことは感じないのだけど、ここで生きていくのはまったく次元の違う話で大変なんだろうなあ、とか漠然と思います。女性に関して、自分たちとそれ以外の人へのダブル・スタンダードが存在することは間違いなさそうな気がする。ここの居心地のよさはアウトサイダーだからこそなんだよね、たぶん。

ここでは西洋の論理(と、それに染まった日本の常識)は通用しないところなんだな、ということだけは毎日身をもって感じる。そういう意味で、初めて究極の異文化体験をしている気がします。
たとえば、人々の親切さ。イスラームの徳とかそういう側面もあるのかもしれないけど、ここの人たちは本当に本当に本当に親切。道を聞けば目的地まで一緒に歩いてきてくれるし、しょっちゅうお茶とかご飯とかごちそうしてくれるし(下心のある場合も多々あるけどない場合もある)、時にはバス代払ってくれちゃったりするし、バルセロナでの盗難のこと話したら自分のお店の売り物をただでくれた人もいたし。。数え上げたらきりがないほど、本当に親切なんです、ここの人たちは。で、これって、交換原理に支配されきってないからなのかなーとか思う。わたし(たち)って、普段なにごとも等価交換が当たり前のことのように生活してるけど、別に等価交換をしなきゃいけない根拠って実はあんまりないのかも、とか思いつつ。

◆トルコはEUに入れないであろう
と確信するに至りました。だって、今回訪れているヨルダン・シリアと、去年の夏言ったトルコ、本当にそっくりだもん。歴史を共有してることももちろんあると思うし、何より人が似てる。ありえないくらい親切なところとか、だけどセクハラが半端ないところとか。トイレも同じだしw トルコはヨーロッパじゃない!というのがわたしの結論です。

◆クネイトラ
ってご存知ですか? ゴラン高原にあって、1974年(たぶん)にイスラエルが爆撃したシリア人の町です。シリアはあえてその町を爆撃されたままに残していて、今は国連とシリアが共同管理してるみたいです。先日そこに行ったのだけど、、言葉を失いました。建物の天井はコンクリとは思えないほどにぐにゃりとまがって地面に押しつぶされているし、かろうじてつぶれいていない建物の壁という壁には銃かなにかで無数の穴が開いている。病院も、教会も、モスクも、なにもかも破壊しつくされている。本当になにも言葉が出なかった。
さらに驚いたのは、爆撃後大半の住民が近隣の町に移住した中で、こんな廃墟のなかにまだ3組の家族が暮らしているということ。学校もお店も病院もなにもなくなってしまったこんなところに・・・。残ると決めた彼らの思いには、わたしなんかには想像もつかない重みがあるんだろうと思いました。
そんな真っ白になってしまった頭にかろうじて浮かんできたのは、「戦争は憎しみしか生まない」という言葉と、今まで何度も写真や映像で見てきたヒロシマの風景。でも、そんな言葉もかつての住民だった人々にはキレイゴトとしてしか響かないのかもしれない。「許す」ということがなければ決して前には進めない、そしてそれができないことは自分にとってもとても苦しい、けど、「許す」ってそれほど簡単なことでは決してない。戦争なんかに比べたら些細なことではあるけれど、私個人の経験を振り返りながらぼんやりとそう思います。

+++

さて、そんなかんじで今はガーナのビザをどこでとれるのか模索中です。最初はイギリスでとるつもりだったんだけど、もっと中東にいたくなったから中東でとろうかと。エジプトにはガーナ大使館あるっぽいのでたぶんエジプトでとれるかなー。なにかガーナのトランジットビザ情報持ってる人がいたら教えてくださいませ。

Monday, May 05, 2008

last day in spain

first of all thank you all so much who gave me messages or comments. and thank you haraguchi san for very useful information, but the thing is; i cant find the language bar on this all-spanish computer!!
so here it goes again, in english... sorry about that, haha

anyways, tomorrow morning i will be leaving barcelona, heading to marseille via montpellier.

here in barcelona i was just so amazed by gaudi's work. i loved guell park most of all. this is probably my first time to be totally impressed by an artificial object. it was just so amazing.
other than that barcelona seemed just ok to me.. the guy who i was going around with said they should've named this city gaudi and not barcelona, and i totally agree! hehe

as for the thing that happend yesterday morning (the theft and all that), i am starting to kinda appreciate it now. i mean, of course it is a shame that i've lost everything, but at the same time it kinda gave me more freedom. i know it sounds weird but this is how i am feeling right now.
when you have something it seems so precious you never wanna lose it and you even think you can't live without it. but once you lose it for some reason (not always an easy one) , and even if it might be despair that covers your heart all over in the beginning, in the meantime you move onto another height of perspectives; now there is nothing to lose anymore, nothing to keep you in a tight chain of greed.

hmmm.. nanka english ni jishin ga naiyo- umaku tsutawatta kana?
ushinau koto ha totemo kowai koto de, jibun kara ha nakanaka dekinai koto dakedo, ittan gaibuteki na youin de sounatte shimaeba, shibaru mono ga nanimo nakute, "nimotsu" ga kata kara orite, tokihanatareta kanji ga suru no. nanka "gaining through losing" tte kanji?

and here i recall a phrase from "Deep River" by Endo Shusaku, "tamanegi ha subete wo katsuyou nasaru no desu." (teki na something..)
there is no absolute goodness or badness. it's just a matter of when and where and how you look at something.

Monday, April 28, 2008

サンパウロより

こんにちは。今ブラジルはサンパウロの空港にいます。ブラジル滞在中ネットがつながらなかったからさ、ネット買っちゃったよ。24時間で11ドルくらい。でもあと4時間半ぐらいでフライトだから24時間も使えないけどね。

さてさてNY後ですが、2箇所で2人の友人のお世話になりました。アメリカはプリンストン大学のI原のところに1泊、ブラジルはブラジリア大学のえりに会いに3泊。

◆プリンストン
いやー、さすがというかなんというか、すごかったです(これ私何も言っていないに等しいね、ごめん)。東大のしょぼさ=日本のしょぼさを実感しました(苦笑)。あとごはんがおいしすぎた。
I原には至れり尽くせりというかんじにもてなしてもらいました。何より久しぶりに会えたのが嬉しかった。どうもありがとう!!

◆ブラジリア
えりと彼氏とのラブラブっぷりを見せつけられ、「ブログに載せていいよー」とまで言われてしまったので、今度時間とPCの電池がいっぱいある時に(今はサラリーマンぽいおじさんにコンセントとられちゃったから・・)、証拠写真を載せます。最後の夜はなんとかっていうブラジルのものすごーーーーく強いお酒に酔って、グッズ部遠足の川越城を彷彿とさせる夜になりました。
えりも4日間ずっとわたしにつきっきりでブラジルのいろいろなものを見せてくれて、すごく楽しかったです。本当にありがとう!! 

ところで今回のブラジル訪問で南米初上陸だったんだけど、すごくすてきーー!! なんかね、一言で言えばカラフルでchaoticなのがいい。露店と露店の間の狭い路地とか、人ごみに溢れているバスターミナルとか、見るだけでわくわくするし、なんかほっとする感じもするんだよね。あまりにも秩序だって整然としすぎているものより、混沌としている方がなんか好きです。と言う、『深い河』の美津子の言葉をそのまま繰り返したいかんじ。そして、アメリカの知人が、「ブラジルにはアメリカにはない何かがある」って言ってたのも、今ならなんとなくわかるような気がする。たったの4日間だけだけどさ。
南米は卒業旅行にとっておこうと思って、今回はえりに会うためにブラジルに寄っただけだったんだけど、ぜひとも次回はじっくりいろいろ回りたいなーと思いました。

◆総括というか、、
なんかね、今回の世界一周の旅は、
  貧乏一人旅 → まっさきに食費を削る → 痩せる!! 
という計画だったんですが、なんか本当に一人で旅してるのはまだNYだけで、あとは全部知り合いにお世話になってかなりの割合で「タダ飯を食らう」状態になっていて、食費を削れているのはすごくありがたいのだけど逆に太ってる気がします。。。
でも本当においしいご飯をいっぱいごちそうになりました。Princetonのご飯も、ブラジル料理も、本当においしい! 感動。
でも次のヨーロッパからはいよいよ本格的に一人旅の部分が多くなってくるので、今度こそ↑を達成すべく、節制してゆきたいと思います。。

◆そういえば、読書録
アメリカからブラジルに行く飛行機がまた遅れて(なんか遅れてないフライトの方が少ない気がする・・まあ飛行機なんてそんなもんかしらね。やっぱり日本のpunctualityはすごいよね)、その間に日本で出発直前に衝動買いした『バリ 観光人類学のレッスン』(山下晋司)をようやく読み終わりました。前から駒場の書籍部にあるのがちょっと気になっていて、バリに行ったのをきっかけに読んでみようと思ったのでした。
感想は、なんかこのタイミングで読んでよかったなーっていうのがまずひとつ。「観光」とは、「旅」とは、みたいなことが書いてあって、自分が1年という月日をかけてやろうとしていることっていったい何なのか、みたいな問いを、わたしをぐさりとえぐるかんじで投げかけてくれました。
ここでみんなに質問なんだけど、「観光」じゃない「旅」って、今の時代にありうると思う?

もうひとつの感想は、、と書きたいところで電池が切れる! しかももうすぐ搭乗時間なので、殴り書きでごめんなさいってかんじですが投稿しておきます。ちゃお!

Tuesday, April 22, 2008

NYC (※オリセンではない)

こんにちは。土曜日からNew Yorkに来ています。
Y光に「すっぴんでも素敵な人になってね」と言われたのをいいことに、NYに来てからメイクを放棄する日々が続いています。すっぴんはすっぴんでも、素敵ではないという罠。。。orz

泊まっているのは、N田さんのブログで知ったhostelworld.comという世界中の安宿検索サイトで見つけた、Chelsea Eastというホステルです。Lower East Sideにあって、Times Squareとかあのへんまでは電車で10分ぐらい。Little ItalyとかChinatownのすぐそばらしい。行ってないけど。
最初もっと安いホステルを狙ってたんだけど、最後までうだうだ迷っていたら空きがなくなってしまった。でも、ここ清潔だし安全だし駅からも近いし門限もないしスタッフもいい感じの人たちなので、結果オーライかな~ってかんじです。ちょっと高いけど(って言っても1泊$35だけどさ。狙ってたのは1泊$20だったの。。)朝ごはんとシーツ付きだし。無線LANつながるし。
でもやっぱりMidtownとかDowntownへの往復交通費$4/日を考えると結構な額なんだよね~。これで立地がCentral Parkの横とかだったら文句なしなんだけど。NYの地理がよくわからないままホテルを予約したのが間違いだったのか。。

Anyway, なんかね、ドミトリーの楽しさというのがわかった!
今までドミは安全面が心配でずっと敬遠してたんだけど、今回ドミにしたらいろんな人たちと仲良くなれて、一人旅の寂しさがまぎれて、楽しく過ごせています。まだまだわたしの人見知りは改善の余地大ありですが。。しかもね、これからの旅先で頼るあてゲット☆ うしし。
まあこんなに居心地のいいドミばかりではないでしょうが、孤独に精神が打ちひしがれないように今後もドミを活用していきたいと思います。

さて、日中は普通に観光客しています。でもお金がないのでタダで入れるところに行ったり公園でぼーっとしたり寝たりひたすら街をぶらぶらするとかが多い。。もちろんお買い物は一切なし(荷物的にもお土産とか買う余裕がない)。そしてご飯は街中のスタンドで売ってる$2のhotdog。あと交通費が$4ぐらいで、お水とか日用品とかの雑費が$5程度。これが1日の出費。
・・・だと節約生活成功なのだけど、NYに来たらこれだけは! と思ってBroadway MusicalとUN Headquartersには大枚をはたいちまったぜ!! 前者はGypsyっていうので$52。着いた翌日にTimes Squareのtourist infoで、火曜日の夜の回を予約しました。UNは(学生料金$9)-(tourist infoでもらった案内本についてたクーポン$1)で$8。UNはそんな大枚でもないか。
NYはガイドブックなしで行ったのだけど、tourist infoで地図とかゲットすれば全然平気だね! Tourist info、偉大すぎる。ガイドブックはガイドブックで予習できたりすごい詳しかったりするからもちろんすごーく使えるんだけどね。
ちなみに自由の女神とかは前回NYに来たときに行ったので今回は行きません。あれは1回行けば十分◎

UNには今日行ってきました。まあ、いろんなところでよく見る会議室が目の前にある、ってかんじではある。でもあの空間の空気に自分が触れている、っていうことがものすごーくわくわくするよね!! いつかただのtouristではなく入れたら素敵ですねー。

あとね、今日は、在NYのブラジル総領事館に行って、ビザを申請してきた。日本だと7日かかるとかだったけど、こっちでは翌日発行。値段はこっちで取る方が高いのですが、日本でlast minuteまでぼーっとしてたら間に合わなくなってしまったのでこっちで申請することにしたのでした。ってかなんで日本ではそんなに時間かかるんだろね。
Anyway, 書類は全部事前に用意。ここに説明が全部書いてあったので、それを100回ぐらい見て念入りに準備しました。お値段は$50。これをPostal Service Money Orderっていう、日本でいう収入印紙的な??ものにして支払いました。あーあ、$50・・・小田実・・・(涙)ってかんじだけど、アメリカ人とかカナダ人とかは$100前後支払わなきゃいけないぽくて、それを考えるとまーいっか、とも思えるのでした。

あ、あとね、昨日ぐらいにBattery Parkの横にあるNational Museum of American Indianに、入場料がタダだからという理由だけで行ったんだけど、同じSmithsonianで同じ名前の美術館なのにD.C.のものとはだいぶ趣を異にしていてびっくりでした。
感動したのは、中沢新一の『カイエ・ソバージュ』シリーズにいっぱい出てきた(ような記憶がある)ポトラッチに関する展示がいっぱいあったこと! あれを実物で見られたのはすごく興奮した。あと、西海岸の一部族が、18-19世紀に中国と交易していたらしく、「康煕通宝」とかいた通貨をふんだんに使った鎧が展示してあったこと! こんなところで康熙帝(の名前)にお目にかかるなんて!
こういう感動があると勉強に愛を感じるよね。

さて、明日はビザを取りに行って、もしかしたらGuggenheim美術館に行って、十中八九Central Parkとかでまたぼーっとしてhotdogを食べて、夜には待ちに待ったBroadwayに行きます。
あさってにはチェックアウトです。

そんなかんじで元気に過ごしています♪ ではまた。

Tuesday, April 01, 2008

主権国家体制

なんかなくなっちゃえーーーーー!!!!!!

主権国家体制なんてものがなかったら、ビザなんていうextremely annoyingなものもないのに。

小田実をも苦しめたビザ。彼の自由を握りつぶし好奇心をへし折ったビザ。今ならわたしも彼の気持ちが痛いほどよくわかるわ。でも彼の時に比べたらはるかに行きやすいよね、シェンゲン協定ばんざーい。

わたしが日本国民として守られ自由を保障されているということは、日本の外に出るという局面になった途端に制約に変わる。現代社会の文脈では、わたしが日本人で「ある」ということが自動的に、他の国の国民で「ない」ことを意味するから。(「難民」が生まれるのと同じ論理だよね。)

境界線を引くことはすなわち「自」と「他」というラベリングによって「他」のカテゴリに入れられたものを排除すること。みんなを「自」にする、つまり、世界を自分ごととして捉えることって、あまりにも理想論的すぎるかしら。でも、杉田敦なんかを読んでいると、人類皆兄弟とは、今なら政治学的な観点からも語れるのではないかしら、という希望を持たずにはいられないのです。

Saturday, March 08, 2008

旅の仲間

旅に本は欠かせない。というよりは、1年も本を読まないなんてありえない。という理由で、今度の旅には何冊か本を道連れにしようと思います。

今年の夏に行ったイスラエルでは小説に飢えていたし、トルコでは本は邪魔なだけだったけど、懲りずに今日吉祥寺のBook Offでお勉強系の本を大量買い。
お店にあるものの中で、「そうそう、これ前から読もうと思ってたのよね」的なものを大量にカゴに放り込み、懐具合と相談して厳選しました。
全13冊、総額5000円也。旅の物理的制約を考えて、ぜんぶ文庫本。

他に、前に買っておいた本も何冊か持っていきたい。持っていきたい、というよりは、帰ってきて専門に入る前に読んでおきたい、という方が正確だけど。全部バックパックに入るかしら。。。
よく考えれば、そういうお勉強系の本以外にも、ガイドブックや、訪ねる土地の背景知識を入れるための本や、インターンに必要な本や、フランス語の本も持っていかなきゃいけないんだった。

・・・無理(*_*)
でも今日買った本たちはいつかは読まねばならない本たちばかりなので、買ったことは無駄にならないでしょう。。。。。

○●○●○●

古本屋のいいところは、運命を感じられるところ。
っていうとなんかロマンチックすぎるけど。そしてあまりにも運命論者ぽくなっちゃうけど。

でもとにかく、古本屋さんは、普通の本屋さんと違って、全ての本が揃っているわけじゃない。なければ注文、というわけにもいかない。

そこがいいのよね。

読みたい本を片っ端から挙げていったらキリがない、一方で、それに優先順位をつけるのも難しい、というとき、古本屋という環境が前もってあらかじめそこから選ぶべき本の数を絞ってくれている、というか。

さらに話を広げてしまうと、結局完全なる平等って無理だと思うのよね。ある人は「偶然」と呼び、ある人は「運命」と呼ぶ、本人にはどうしようもない外部要因によって、(大げさに言えば)人生というのはto some extent流されていく、べき、ものだと思うのです。
だって「すべて」を網羅するにはこの世はあまりにも広すぎるし、時間の流れはあまりにも速すぎる。

だから、ある程度「運」に身を任せるっていうのは、効率的な、というかなんというか、そんなかんじの生き方だと思うのよね。

これってちょっと「仮説思考」にも似た考え方かもしれないな、と思いつつ。

全体的に言葉足らずな説明だわね。まいいや。

Tuesday, February 05, 2008

『思考をひらく――分断される世界のなかで』

1月29日のpost: mais... afterthoughtで、「境界を越える」とか「自分ごとにする」という話をして、そういうのをちゃんと言ってる偉い人がいるんだろうな・・と書いてましたが、いましたいました!!

『思考をひらく――分断される世界のなかで』 (思考のフロンティア 別冊)
姜尚中、齋藤純一、杉田敦、高橋哲哉

「思考のフロンティア」シリーズって、数冊読んだだけだけどどれもすごく質の高い本だと思います。

この巻もすっごくおもしろかった!!
というか、これこれ!!! まさにこれ!! としか言いようのないような感動を覚えました。

この巻のテーマは、副題にある通り「境界」っていうのが大きくあって、4人の主張は、それぞれのラディカル具合(?)に差はあるものの、どれも「境界をこえる」というものでした。・・って、これだけじゃどんな内容の本なのか全然説明できてないんだけど、、でもほんとに、きたーーーーー!!!ってかんじでした☆
もうひとつ、わたしが「自分ごとにする」って言ってたことを、彼らのちゃんとした表現でいうと"intimacy"(=親密さ)というらしい。そして、intiment citizenship(K. プラマー)という考え方があるらしいです。レポートが一段落ついたらちょっと勉強してみようと思います。

っていうか、政治哲学、おもしろいよ~~~
なんでおもしろいかというと、今ある世界の枠組みを捉えようとする営みだからかな、と思う。
特に「境界」っていうテーマはわたしの専門となる宗教にも深く関係してきていると思うのです。宗教多元主義religious pluralismというのもあるし。宗教間対話とか文明間対話とかもこのへんだよね。このあたり、もっと深く勉強したいな。