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Wednesday, June 04, 2008

まんまる

明日からまた一人旅再開です。
この瞬間がいちばん嫌い。
(昔からの)友達や知り合いと一緒にいて心も体も休戦状態になって、さあこれからまた一人でがんばらなきゃ、って思うと、旅ってやっぱりエネルギーがいるものなんだなあとか思ったりします。なにもかも一人でやらなきゃいけないからね。それが当たり前のうちはなんともないんだけど、一度こうしてのんのんと暮らせる日々を送ってしまうと、また一人に慣れるのにちょっとだけ時間が必要です。特に精神的に。

Erika家では、本当にこれ以上ないくらいのおもてなしを受けてしまいました。たぶんこの3日間だけで顔の丸さが1.5倍くらいになった気がする。。。家族みんなとーーーーっても温かくて、すばらしく居心地のよい滞在でした。

おもしろかったのは、彼らの話しているイタリア語を、わたしはフランス語経由で理解してたこと。話せないからエリカの通訳がないと会話には参加できないけど、フランス語と同じような単語がいっぱいあるので彼らが何を言ってるかはだいたいわかりました。ヨーロッパ言語って、やっぱりずるいよねー。同じ外国語って言ったって、わたしたち日本人とはスタート地点が全然違うもん。

昨日は1日Torino観光に連れていってもらいました。ということで久々の写真アップ。Erikaと、ErikaのボーイフレンドのSilvioとわたし。

Torinoって、World's 2nd (としきりにErikaとSilvioが自慢げに言っていたがなにが2ndなのかはよくわからない) エジプト博物館があったり、キリストの聖骸布があったり、かつてイタリアの首都だっただけあって、意外とtourism的にもおもしろい街だったのね。エジプト博物館にいって本物のミイラの中身とかを見てかなり興奮しました。
さて、というわけで次はアテネでのN田さんとのrendez-vousまで、また一人でふらふらします。
日本のみんなは元気ですか?

Monday, June 02, 2008

5年ぶりの再会

とうとうこの日がやって来ました!!
アメリカ留学中、同じ高校に通っていちばん仲のよかったイタリア人のErikaとの再会!!!!!!

留学が終わってから一度も会う機会がなく、再会を願い続けて早5年。ああ本当に嬉しい。
右も左もわからなかった登校初日から、頭の上から爪先までアメリカナイズドされて卒業するまで、毎日顔を合わせて苦楽を共にした、いわば戦友というかなんというか。わたしの留学先での高校生活の思い出の半分くらいは、Erikaなしには語れません。

今日Torinoの駅に着いた時も、一目でお互いわかった。5年の月日は長かったようで短かったようで、お互い変わっているようで変わっていないようで、あの頃の思い出はもうはっきりとした形では残っていないのだけど、でも5年の空白などなかったように、自然とこぼれ出る笑顔とおしゃべりと。

再会っていいものですね。ほんと。

それから、久しぶりにスーパーのリンゴとバナナとヨーグルトとパンだけで生きのびる生活から脱却できたのが嬉しくおいしい。本当に久しぶりに、満腹感というものを味わいました。しあわせ。

でもね、恒常的空腹とでもいうものを体感できるのも、こんな貧乏旅行ならではなんじゃないかと思います。生理的欲求が満たされないことがどんなにつらいことか、結局どこまでいっても模擬的ではあるけれど、ちょっとだけその苦しみを身をもって理解できた気がしています。鳩にエサあげるくらいだったら私にちょうだい!! と叫びたくなるような、かなりの切実さがある。。。


さてさてちょっと時間をさかのぼって、前回の投稿以降の旅の進捗をば。

§Salzburg§
ホテルでSound of Musicを上映していて、それが観られたのが最大の収穫。中学1年の部活で上演したという思い出深い作品なのだけど、実は本物の映画を観るのは今回が初めてでした。この映画を観てから街に繰り出したおかげで、街歩きの間中、頭の中で流れるBGMは"The hills are alive..."の美しい歌声でした。有名な砦は、入場料が高かったので入らず、、でも山をひたすら道に迷いながら散歩して気持ちよかった。
それからここのホテルであった人たちは、みんなすごくフレンドリーで親切で楽しい人たちでした。
あとネットカフェがとても安かった(1時間1€!!)のが素晴らしい。

§Hallstatt§
This has been the best!!!! ってかんじですね、結論から言うと。アルプスの山と湖に挟まれたとっても小さな町なのだけど、相変わらず都市疲れしていた私にとっては、何日でも滞在したくなるような素敵なところでした。
軽い散歩のつもりが、おもいがけず8時間ものがっつりハイキングをして、アルプスで最も美しいといわれる滝に言葉を失うほど感動したり、雪解け水でほてった体を冷やしたり、自然にたっぷり浸ることのできた本当に素晴らしい滞在でした。
知人のおすすめだという以外全く何の情報もなく訪れたのですが、本当に行ってよかった。オーストリア近辺に行く人は、絶対にここを訪れるべし!!

§Wien§
前日のHallstattでのハイキングにより激しい筋肉痛に襲われ、メインエリアに赴くのを断念という暴挙に出てしまいました。だって歩けなかったんだもん。。ひたすらドナウ河のほとりで寝ていました。以上。
でもなんか、沢木耕太郎のいう好奇心の摩耗じゃないけど、なんかもうヨーロッパの都市はだいたいたかが知れてしまったというか。どこに行っても、まあこんなもんだよね、と思うようになってきてしまった。。。

§Venezia§
スペインとイタリアは危ないと聞いていたこととスペインで実際に盗難にあったことが相まって、とにかく神経をすりへらした。
ベネチアの街は、言うまでもなくきれいです。もちろん。特に海の色がすごく綺麗な緑色だったのが印象的だった。
あと、日本人の観光客がいっぱいいて、久しぶりに日本語で会話できたのが楽しかった。個人旅行者って団体を嫌う傾向があるっぽいけど、わたしはとにかく日本人と話せるのがうれしくて、団体だろうと個人だろうと関係なく話しかけてました。
ちなみにここの駅のTourist Infoはものすごく不親切で、ケントさんに事前に教えてもらっていた宿情報がなかったら路頭に迷ってバックパックの重さに押しつぶされて消えてなくなってしまうところでした。ケントさんありがとうございます!!!

と、こんなかんじで、今日VeneziaからTorinoについて、たらふくおいしいご飯をごちそうになり、今に至るってかんじです。

ここには3泊ほど滞在して、次はちょっとフランスに戻ろうかなーと思ってます。
Torino - Nice (& Monaco) - Firenze - Roma - Brindisi - Patra - Athens
というかんじで、アテネではN田さんと合流します。わくわく!!

では夜も更けてきたのでそろそろ寝ます。
Ciao!!

Monday, April 28, 2008

サンパウロより

こんにちは。今ブラジルはサンパウロの空港にいます。ブラジル滞在中ネットがつながらなかったからさ、ネット買っちゃったよ。24時間で11ドルくらい。でもあと4時間半ぐらいでフライトだから24時間も使えないけどね。

さてさてNY後ですが、2箇所で2人の友人のお世話になりました。アメリカはプリンストン大学のI原のところに1泊、ブラジルはブラジリア大学のえりに会いに3泊。

◆プリンストン
いやー、さすがというかなんというか、すごかったです(これ私何も言っていないに等しいね、ごめん)。東大のしょぼさ=日本のしょぼさを実感しました(苦笑)。あとごはんがおいしすぎた。
I原には至れり尽くせりというかんじにもてなしてもらいました。何より久しぶりに会えたのが嬉しかった。どうもありがとう!!

◆ブラジリア
えりと彼氏とのラブラブっぷりを見せつけられ、「ブログに載せていいよー」とまで言われてしまったので、今度時間とPCの電池がいっぱいある時に(今はサラリーマンぽいおじさんにコンセントとられちゃったから・・)、証拠写真を載せます。最後の夜はなんとかっていうブラジルのものすごーーーーく強いお酒に酔って、グッズ部遠足の川越城を彷彿とさせる夜になりました。
えりも4日間ずっとわたしにつきっきりでブラジルのいろいろなものを見せてくれて、すごく楽しかったです。本当にありがとう!! 

ところで今回のブラジル訪問で南米初上陸だったんだけど、すごくすてきーー!! なんかね、一言で言えばカラフルでchaoticなのがいい。露店と露店の間の狭い路地とか、人ごみに溢れているバスターミナルとか、見るだけでわくわくするし、なんかほっとする感じもするんだよね。あまりにも秩序だって整然としすぎているものより、混沌としている方がなんか好きです。と言う、『深い河』の美津子の言葉をそのまま繰り返したいかんじ。そして、アメリカの知人が、「ブラジルにはアメリカにはない何かがある」って言ってたのも、今ならなんとなくわかるような気がする。たったの4日間だけだけどさ。
南米は卒業旅行にとっておこうと思って、今回はえりに会うためにブラジルに寄っただけだったんだけど、ぜひとも次回はじっくりいろいろ回りたいなーと思いました。

◆総括というか、、
なんかね、今回の世界一周の旅は、
  貧乏一人旅 → まっさきに食費を削る → 痩せる!! 
という計画だったんですが、なんか本当に一人で旅してるのはまだNYだけで、あとは全部知り合いにお世話になってかなりの割合で「タダ飯を食らう」状態になっていて、食費を削れているのはすごくありがたいのだけど逆に太ってる気がします。。。
でも本当においしいご飯をいっぱいごちそうになりました。Princetonのご飯も、ブラジル料理も、本当においしい! 感動。
でも次のヨーロッパからはいよいよ本格的に一人旅の部分が多くなってくるので、今度こそ↑を達成すべく、節制してゆきたいと思います。。

◆そういえば、読書録
アメリカからブラジルに行く飛行機がまた遅れて(なんか遅れてないフライトの方が少ない気がする・・まあ飛行機なんてそんなもんかしらね。やっぱり日本のpunctualityはすごいよね)、その間に日本で出発直前に衝動買いした『バリ 観光人類学のレッスン』(山下晋司)をようやく読み終わりました。前から駒場の書籍部にあるのがちょっと気になっていて、バリに行ったのをきっかけに読んでみようと思ったのでした。
感想は、なんかこのタイミングで読んでよかったなーっていうのがまずひとつ。「観光」とは、「旅」とは、みたいなことが書いてあって、自分が1年という月日をかけてやろうとしていることっていったい何なのか、みたいな問いを、わたしをぐさりとえぐるかんじで投げかけてくれました。
ここでみんなに質問なんだけど、「観光」じゃない「旅」って、今の時代にありうると思う?

もうひとつの感想は、、と書きたいところで電池が切れる! しかももうすぐ搭乗時間なので、殴り書きでごめんなさいってかんじですが投稿しておきます。ちゃお!

Tuesday, April 15, 2008

時差ぼけがなおらない

こういうところで体の衰えを感じるよね。。前回HFに里帰りした3年前は、時差ぼけなんてほとんど感じなかったのに。なにをしても元気が有り余っていた数年前が偲ばれます。健康だけが取り柄的なアイデンティティを、そろそろ放棄しなければならないかもしれない・・・・!!!!(~_~メ)


昨日はAFSの現役留学生たちとWashington D.C.に行ってきました。
この地域のコーディネーターのPegの引率で、毎年PAの州都Harrisburgと、首都のDCに連れて行ってくれるんだよね。今回たまたまDC遠足とわたしがいる時期がかぶっていて、Pegの厚意で便乗させてもらったわけです。ということで現役留学生時代ぶりの2回目のDC。


1. 留学生と触れ合って

まず英語がみんなうまいのにびっくり。&しょぼん。。。やばいぞ、日本人。

なんか彼らはすごく適応しているというか、かぶれているというかなんというか、外国人留学生というよりは圧倒的にアメリカのジモティーと言った方が似合っていて、わたしもかつてはこんなだったのかなあ、ともう戻れない過去に思いを馳せて不思議な気持ちになった。
高校生って、本当にfragileで、だからこそあの時期に留学することが人間の形成に大きな影響を与えるんだよね。大学生になると、「若造のペーペーが」みたいな扱いをされることはあっても、もう大人として見られていると思う(し、自己認識もそうなりつつある)。けど、高校生は、まだ子供と大人の狭間にいて、まさにmarginal manってかんじで、そのunstableさが彼らの生に躍動感を与えているというかなんというか。彼らのきらきらさがとても眩しかった。


ちなみにわたしの隣のチリ人の男の子、まじタイプでした(⊃∀`*) わたし、ラテン系にはどうしても弱いみたい。。。


2. D.C.を歩いて

Arlington National CemeteryLincoln Memorial周辺をぶらぶらしたあと、National Mallでの自由行動でMuseum of African ArtAmerican Indian Museumに行きました。Smithsonianは無料だから素敵。

African Artの方は、展示品の数はそんなに多くなかったけど、ものすごくわくわくした。Cote d'Ivoire, Ghana, Congo, Nigeriaらへんのがいっぱいありました。

なんでもWalt Disneyのコレクションからの寄贈品が大半だそうで、Disneyの新たな側面を知ってちょっとびっくり。お金があるってすごいなー。

年代を見ると17-20世紀ぐらいのものばかりで意外と新しく、colonializationの過程で奪われたものっぽいなーという印象。事実どうなんでしょうね。

Togoがあまりにも未知すぎて、ここの展示品みたいな像や甕に囲まれていわゆる非西洋的な生活をしている図をふと想像してしまい(←オリエンタリズム!!)、ひとり勝手に興奮していたのでした。

American Indianのほうは、わりと最近できた博物館らしい。Our Universe, Our People, Our Livesの3つに分かれた展示で、部族ごとの説明があったり差別のことも書いてあったりして(※過去の話として、だけど)、さすがnational museumというかんじな盛りだくさんさでした。

ところでいちばんimpressedだったのは、Our Peopleの部屋の展示のしかた。ただ並べるだけじゃなくて、展示自体がartisticで、そういう恣意的な操作ってどうなの?という疑問が浮かびつつも、少なくともattractiveという意味での効果はかなりあると思いました。結構圧巻だった。

ところで、Washington D.C.と上野公園って似てると思いませんか? 上野には政府機関はないけど、公園があって、池があって、まわりに博物館がいっぱいあって、、みたいな。上野公園作るときに真似したのかな?

ようやくみんなが起き出してきたー。そろそろわたしも活動開始しよー。

Sunday, March 30, 2008

たいせつ

こんなに楽しかった飲み会、今までにあっただろうか。

っていうぐらい、3年飲みと兼ねて開いてもらった今日のわたしの送別会は、笑いまくったしはしゃぎまくった。

みんな本当にありがとう。

彼らと接していて感じるのは、ものすごく大きな、優しさ。
どんなにはしゃいでいたり冗談を言い合ったり厳しいことを言ったり毒を吐いたりしていても、その奥底には揺るぎない優しさがある。
いつもどんなときでもお互いへの思いやりがあって、人間の温もりみたいなものが溢れてる。

きっとそれは、お互いを認め合ってるからなのかな、と思う。違いはあっても、受け入れること、って、もしかしたらこういうことなのかもしれない。違うものを受け入れるって、すごく難しいことだけど、ここではそれができている人たちがいるんだよね。
日ごろの自分を反省するとともに、とても大切なものを学んでいます。頭がよかったり仕事ができるだけじゃ決して満たすことができないもの。それがここにはある。それをわたしももっともっと磨いていかなきゃいけない。


ところで、今日初めて、自分が本当に旅立つんだという実感が急に胸に迫ってきた。ほんとにいなくなるんだよね、わたし。

1年って長いよね。置き去りにされてしまうことへの寂しさや恐怖感みたいなものはやっぱり、ある。

何かを得るためには別の何かを犠牲にしなきゃいけない、それは高校留学の時に学んだことだし、ひとつのものごとも視点を変えればよくも悪くもなる、と、そう言われてしまえばそれまでなんだけど。

別にね、だから行きたくないとか、そういうわけじゃないの。行くのが楽しみなことには変わりがないの。
これは決して、「旅に出ることで得られるもの」と「日本を離れることで失うもの」をはかりにかけて考えることの問題ではなくて。
欲張りなわたしのわがままな独り言、っていう、ただそれだけなんだけど。

でもなんでこういう風に感じるかって言ったら、いま、ここ、に、大切なものがたくさんたくさんあるからなんだとおもう。
気づかない間にわたしは、両手で抱えきれないほど、背中に背負いきれないほどの、「たいせつ」を積み上げてきた。そう、それはときに身動きを不自由にするほどの「たいせつ」――。

正直なところ1年の重みなんて帰ってきてみないとわからないと思う。もしかしたら何も変わらないかもしれない。でももしかしたら・・・。
だから今はわざと何も考えないようにしてます。すべては帰ってきてから考えよう。そうじゃなきゃ、いまこの一歩を踏み出せなくなるから。


それにしても、今日は本当に楽しかった。タンバリン叩きすぎて、左手があざだらけな上に、指輪が歪んでしまった。。。もう抜けない。。。。