Friday, January 16, 2009

河のほとりの町

わたしのバイブル『深い河』の舞台。
5年越しの憧れの町。
世界でいちばん行きたかったところ。

ようやく、ようやく来ることができました、バラナシ。

『深い河』に登場する「ナクサール・バガヴァティ寺」に行きたい!行くね!といろんな人と話していたのだけど、ここに来て誰に聞いても皆知らないと言う。仕方なくネットで調べてみたら、このお寺は遠藤周作の創作だったそうです。なーんだ。
でもそのお寺にあることになっているチャームンダー女神の像は、デリーの国立博物館にあるとのこと。インド最終日、デリーに帰ったときに寄ってみようと思います。

インド。

旅のありとあらゆる側面についての恐ろしい前評判に実はかなり怯えていたのだけど、「トーゴに比べたらそれほどでもないじゃん」というのが率直な感想。
とにかく何もかもがめちゃくちゃなのも、トーゴに慣れた身にとってはそれほど新鮮でも強烈でもない。ほっとする一方、このカオスが純粋に楽しくもあります。
ただ寒いのにはちょっと閉口。アフリカ人並みに寒さに耐性がなくなった体にとってはなおさら。。100均で買って日本から持ってきた「簡易防寒シート」で毎晩命をつないでいます。

ちなみに行った全ての人が絶賛していたタージマハルは、わたしにとってはまあこんなもんか、ってかんじでした。感動を覚えなかった自分がちょっと残念。でも一緒にいったN田さんはとても感動していたみたいです。

こんな短期間の旅行で何がわかるわけでもないけれど、とにかく面白くて楽しい。それに尽きます。
10日間が短いのは来る前からわかっていたことだけど、バラナシには少なくとも2週間はいたい気がする。次回は2ヶ月か3ヶ月ぐらいかけてのんびりインドを旅したいなー。

1 comment:

  1. あらら~創作だったのか…
    そうと知っても、何も知らないままひたすら探してみたかったなw
    インド楽しんで!

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