Thursday, January 08, 2009

アフリカ最後の夜

経由地ロンドンの寒さと先進国ぶりにびくびくしているわたし。
最初の目的地インドでの食当たりと腹痛の襲来にびくびくしているわたし。

今から約25時間後に、168日間の長くて短かったわたしのアフリカ滞在が幕を閉じようとしています。

「アフリカ住んでたらもうどこでも生きていけるね」とよく言われるけどそれは本当なのかしら? トーゴの生活に馴染むのに苦労した覚えがないから強くなったという実感もないのがほんとのところなのだけど。お腹壊してないし。わたしがトーゴで得た(と信じたい)強さは次なる舞台インドで試されることになるであろう。

最後の夜なのでアフリカでの生活を振り返ってみようかと思います。全部を書くなんていうのは到底不可能だし時期尚早な気もするので、テーマごとに簡潔に。

「さすがトーゴ」と思ったベスト3
1位 寝ている間に顔の上をゴキブリが這っていった翌朝バックパックの陰にネズミが死んでいた
2位 男も女もどこでも立ちしょん
3位 タクシーの最低乗車人数は助手席に2人、後部座席に4人、時には運転席にも2人

「恐れていたほどじゃないな」と思ったベスト3
1位 飲食物や食器がそれなりに清潔
2位 賄賂を一度も要求されなかった
3位 お土産屋さん以外は白人に対してもあまりぼったくらない

「トーゴでの発見」ベスト3
1位 「個人」なる概念の不在、オリエンタリズムの存在
2位 トーゴ人は概してフランスが嫌い、アメリカが好き
3位 トーゴ人女性は爆乳(過ぎたるは及ばざるが如し)

「トーゴのここが好き」ベスト3
1位 CILSIDAとの出会い(好きというかほんとよかった)
2位 「一度会ったら友達で毎日会ったら兄弟だ♪」的フレンドリネス
3位 食べ物がおいしいしお米をよく食べる

「トーゴのここがイヤ」ベスト3
1位 お互いを貶めようとするメンタリティー
2位 免罪符の論理が罷り通る一部のキリスト教集団
3位 感覚でものを言うし嘘をつくことを悪いと思っていない

他にもいろいろと考えたことや思うところはあるのだけれど、それをトーゴを知らない人にいかにわかってもらえるように説明するかっていうのは、「行った人にしかわからない」というちょっと冷たいかもしれない思いや私のおばかさや勉強不足が相俟って本当に本当に難しいなあと感じているし、今のわたしの感覚はあまりにもこっちの生活が当たり前になってしまっていて「ふつう」の日本人がアフリカに対してどういう印象を持っているかさえちゃんと思い出せない状態で何をどこから説明したらよいかがわからなくて、まだアウトプットできる状態ではないのです。
代わりにと言ってはなんですが、トーゴ最終日にホストファミリーとCILSIDAの仲良しメンバーと一緒に撮った写真を載せますのでどうか今晩はこのへんでご勘弁くださいまし。


ちなみに今日Googleニュースで発見した初めてのサッカー(アデバヨル)以外のトーゴに関するニュース:
OPICが融資に調印、コントゥアグローバルのトーゴ発電

さよならアフリカ。日本がまた一歩近づく。

2 comments:

  1. れなちゃん!!久しぶりに見に来てみました、おつかれさま!!
    これからインドなんだね〜〜ガンジス川で泳いだ友達が腸チフスになったから気をつけてね!
    帰ってきたら色々話聞かせて〜〜

    今隣に河合塾でれなちゃんと一緒だった大島がいます。二人でこのブログ見てすげーすげー連発してます。私も今ここでできることを頑張るわ!!!(とりあえず来週提出のレポートからww)

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  2. あ、日本語で投稿できんだ。
    10日だよね?
    空港迎えいっていいのかい?
    youとmeの相方を連れていったり
    いかなかったりで、そのときのノリで!!

    かえってきたらゴキブリの話とか
    トーゴおっぱいの話とか聞かせてね。
    ゆかの相方♂も楽しみにしてるよ~


    卒論終わらなくておっぱいがどんどん
    減っていくゆかでした。

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